ドキュメンテーション:インストールから起動まで

MARUIのセットアップ – インストール・ロード・起動・終了

インストール / ロード / 起動 / 終了 / アンロード / アンインストール に関するガイドライン

参考動画: 
https://www.youtube.com/watch?v=UDASRoF9zVM&list=PLYt4XosVlCmWKxhYrVzBwu8yEXVGm3jwg

 

ダウンロード

ユーザーの皆様は、下記リンクからいつでも最新版をダウンロードすることが可能です。
 https://www.marui-plugin.com/download/ .
MARUI購入時に発行されたユーザーネームとパスワードを使用してください。
(ユーザーネームとパスワードは、購入時にPayPalアカウントに登録しているメールアドレスへメールで届きます。)
※メールが届かないというお客様は、誤って迷惑メールボックスに振り分けされる可能性がありますので、お確かめください。)
ユーザーネームとパスワードを紛失した場合にはこちらまでお問い合わせください。  support@marui-plugin.com

 

インストール

インストール MARUI ホームページ (www.marui-plugin.com)より MARUI をダウンロードした場合、インストールは必要あり ません。MARUI のプラグイン(.mll)ファイルを任意の場所に保存してください。

(推奨1)Maya 検索パースへの保存 C:\Users\\Documents\maya\\plugins
(推奨2)Maya の環境ファイルへの保存 C:\Users\\Documents\maya\Maya.env)
 ※この場合は以下のラインを書き加えてください。 MAYA_PLUG_IN_PATH = C:\path\to\MARUI

Autodesk App Store から MARUI をダウンロードした場合は、MARUI のファイルはインストーラーにより⾃動 的に適切な場所に保存されます。 ( %ProgramData%\Autodesk\ApplicationPlugins )

 

ローディング

Maya を起動しプラグインマネージャを開きます。(Window > Settings/Preferences > Plug-In Manager) そして リスト中から MARUI の項⽬をチェックしてください。MARUI がリストに⼊っていない場合は[参照]ボタンをク リックし MARUI のプラグインファイルを参照してください。

MARUI がロードできない場合は、あなたがお使いの Maya バージョンに対応している MARUI のプラグインファ イルであるかお確かめください。 ノート:Maya2016 と Maya2016Extension2 (もしくは Maya2016EXT2 / Maya2016.5) はプラグインファイルが 異なります。 MayaLT バージョンはプラグインが使⽤できないため、MARUI も使⽤ができません。

MARUI-PlugIn サポートコミュニティ 2 Maya の[⾃動ロード]機能(プラグインマネージャ内のチェックボックス)を使⽤することで Maya 起動時に⾃動的に MARUI をロードすることができます。

MARUI のロード中に以下の2つのエラーメッセージが表⽰された場合

Startup Warning Shelf
警告:シェルフ名 MARUI はすでに存在します
→ MARUI という名前のシェルフがすでに存在する場合、「シェルフを上書きする」もしくは 「違う名前のシェルフを作成する」かが問われます。 これはあなたのシェルフに保存したスクリプトを保護するための機能です。 Maya をシャットダウンする際に MARUI が正しく移動されなかった場合に作動します。 もし、独⾃のスクリプトを「MARUI」タブで使⽤している場合は、「別のシェルフタブを作る」を選択してください。

 

認証

MARUI を初めてロードした際に、[MARUI] シェルフタブに [認証(Licensing)] ボタンが表⽰されます。
Icon License
このアイコンをクリックし、MARUIのライセンスマネージャを開いてください。
License Wizard

購入時に発⾏されたユーザーネームとパスワードをご使⽤ください。
ユーザーネームとパスワードを紛失した場合にはこちらまでお問い合わせくだい。 
support@marui-plugin.com

 

起動

MARUI のロード完了後、Maya のシェルフ上で [MARUI] タブが使⽤可能になります。 MARUI のシェルフタブを開き、アイコンをクリックすることで MARUI は起動します。
Starting Marui

ウィザードタイプのダイアログがMARUIの基本情報と [Start] ボタンと一緒に表示されます。
 
もしくは OvrVision Proをお持ちで、使用したい場合にはMARUIのスタート時にチェックを入れてください。

チュートリアルを体験したい場合には、スタート時に任意のチュートリアルセクションを選択してください。(MARUIを初めてお使いの際は、必要な機能に関するセクションのチュートリアルをご体験されることを推奨しています。)
※チュートリアルを起動すると新しいMayaのシーンが開きますので、シーンの編集中の場合は、保存した上で、起動してください。

[Start] ボタンをクリックすると、新しいウィンドウが開きます(SteamVR または OculusRift ソフトウェアがす でにバックグラウンドで動作しているか、起動しているかによって数秒かかる場合があります)。
このウィンドウには、HMD を通して⾒えるバーチャルシーンが表⽰されます。

 

トラブルシューティング

以下、MARUI 起動時に発⽣する⼀般的なトラブルリストです。

MARUI ウィザードに [Start] ボタンがない

→ ウィザードに [Start] ボタンが表⽰されず、代わりに [エラー:VR デバイスを検出できませんでした。適切なデバイスドライバ/ランタイムがインストールされていることを確認してください] という主旨のエラーメッセージが表⽰される場合、MARUI はコンピュータ上の VR デバイスを検出できていません。
https://www.oculus.com/setup/(Oculus Rift の場合)または http://store.steampowered.com/about(Steam VR の場合)にアクセスして、必要なソフトウェアをダウンロード・インストールし、デバイスがあなたのPCに正しく接続されていることを確認してください。

ヘッドセットの画面が黒または濃いグレー(HTC Vive

→ この場合はお持ちのVRデバイスが接続失敗しているかソフトウェアの問題があります。
お使いのデバイスに最新のVRソフトウェアがインストールされていることを確認してください。
(OculusRift:https://www.oculus.com/setup/  SteamVR:http://store.steampowered.com/about) 

加えて、グラフィックカードドライバーが最新のものであることを確認してください。
最後に、VRセットアップでケーブルの接続をすべて確認してください。

 SteamVRメニューまたはOculusソフトウェアでVRチュートリアルを実行することで、VRのセットアップが正しく機能しているかどうかを確認できます。

バーチャル空間は見えるがMayaのシーンではない

MARUIはあなたのMayaシーンを間違って配置しています。 MARUIは、開始時にMayaシーンを自動的に配置しますが、失敗することがあります。 MARUIを起動後、シェルフの [Reset view to accommodate all objects] ボタンを押してください。
Icon Scalefitscene
HMDにシーンが表示され、MARUIデスクトップウィンドウにも表示されます。

 

終了

MARUIの起動時(MARUIウィンドウが開いている)、次のいずれかの方法で終了してください。

オプション A: 
ウィンドウの閉じるアイコンをクリックして、MARUIウィンドウを閉じる

オプション B: 
MARUIシェルフタブの [Stop] ボタンをクリックする。

Icon Marui Stop

オプション C: 
以下のMELコマンドの実行
MARUI_Stop()

 

アンロード

以下の3つからいずれかの方法でMayaからMARUIをアンロードできます。

オプション A: 
MARUIシェルフにある [Exit] アイコンをクリックする。

Icon Marui Exit

オプション B: 
Mayaのプラグインマネージャを開き(Window > Settings/Preferences > Plug-In Manager)、MARUIの項目の [ロード] チェックを外す

オプション C: 
以下のコマンドの実行
MARUI_Unload()

MARUIをアンロードすると、[MARUI] シェルフタブが自動的にMayaシェルフから削除されます。

 

アンインストール

MARUIのウェブサイト(www.marui-plugin.com)から直接MARUIをダウンロードした場合は、アンインストールする必要はなく、MARUIのプラグインファイルを削除すれば完了です。

Autodesk Apps ExchangeをインストーラーとしてMARUIをダウンロードした場合は、WindowsのコントロールパネルからMARUIを削除してください。
Windowsの [スタート] メニューを開き、[コントロールパネル] を選択します。 [プログラムのアンインストール] をクリックして [プログラム] を開き、リストからMARUIを選択し、右クリックして [アンインストール] を選択します。

MARUIは、[MARUI_VR_settings.mel] という名前の設定ファイルと、Mayaの環境設定フォルダにある [MARUI_License.mel] という名前のライセンスファイルを作成している場合があります。
デフォルトでは、これは [C:\ Users \ <ユーザー名> \ Documents \ maya \ <mayaバージョン> \ prefs] にあります。これらのファイルは、設定やライセンス情報が不要になった場合に削除してください。

 

サブスクリプションのキャンセル

キャンセルはご自身のPayPalアカウントからいつでも行うことができます。
PayPalアカウントにログインしMARUIへの直近の支払いをクリックしてください。
下記画像のようなタブが開きます。
Paypal Password 1
このタブにて詳細情報を確認することができます。
Paypal Password 2
「キャンセル」をクリックしサブスクリプション契約をキャンセルしてください。
契約はすぐさま解除され、それ以降支払いが発生することはありません。
キャンセル後も現在のライセンス期限まではMARUIをご使用いただけます。